Cygamesより配信中の『ウマ娘 プリティーダービー』(以下『ウマ娘』)では、2025年2月24日より新育成シナリオ「The Twinkle Legends」がスタートします。
今回の新シナリオには、
クラシック三冠を初めて制したセントライト
初の海外挑戦、時代の礎を作ったスピードシンボリ
社会現象的なレースブームを巻き起こしたハイセイコー
などの背景を持つ3人のレジェンドウマ娘たちが登場。
人気が低迷した「トゥインクル・シリーズ」にかつての熱狂を取り戻していく、ウマ娘たちのスポ根模様が描かれたシナリオになっています。
アプリ4周年のアニバーサリーイベントが重なっていることもあり、ひときわ注目を集めている今回のシナリオ。明日の解禁が待ちきれずに情報を集めている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、新シナリオを先立って体験できるメディア向け先行体験会で判明した、新シナリオのギミックやストーリー、育成のプレイフィールなどを紹介していきます。
今回のシナリオの鍵となる「指南ゲージ」「心得」から、選択によって立ち回りが大きく変化する新ギミック「レジェンドの導き」。「超絶好調」やトレーニング成功確定の「挑戦ゾーン」など新要素についても、実際にプレイしての所感とあわせてまとめているので、ぜひご覧ください。
なお、プレイしたのは開発中のバージョンとなっており、ゲームバランスが実際のリリース内容と異なる可能性があります。詳細な攻略ではなく、シナリオ全体の流れやシステムの雰囲気を掴むのに役立てていただければ幸いです。
初回攻略はぜひ音が聞ける環境で!
「The Twinkle Legends」(以下、Legends編) の育成の流れやギミックについて紹介する前に……これだけは伝えたいことがあります!
「Legends編」のストーリー、めっちゃいいです。今回は目標レースに関連する育成ウマ娘固有のイベントが発生しない分、3人のレジェンドウマ娘たちに焦点を当てた内容となっていました。
クラシック三冠を初めて制したセントライト、初の海外挑戦で苦汁を嘗めながらも時代の礎を作ったスピードシンボリ、地方から中央に挑戦して社会現象的なレースブームを巻き起こしたハイセイコーと、三者三様のバックグラウンドを持つレジェンドウマ娘たち。
そんな彼女たちが現代で再び伝説たる所以を見せつけていく姿と、それに触発されて時代の閉塞感を乗り越えようとする現役世代の熱い物語が描かれており、ウマ娘たちのスポ根魂を心ゆくまで堪能できるシナリオとなっています。
そんな今回の物語を楽しむうえでは、ストーリーの要所に挿入される新演出にぜひ注目して欲しいところ。
今回のシナリオで新たに追加された演出では、ウマ娘とファンの交流会、写真集発売日の書店の様子、街頭ビジョンでレースを眺める群衆などが描かれているのですが、これらのシーンではウマ娘だけでなく、ファンの存在もはっきりと可視化されているんですよね。
これまでもシナリオ中でファンが登場することはありましたが、今回はとくにしっかりと描写されています。
とくに街頭ビジョンの映像はちょっとした工夫ながらも、私たち一般大衆にとっての臨場感に溢れていて必見。ウマ娘たちが存在する世界の解像感がまた一段上のステージへと上がっていて、『ウマ娘』世界の一市民になったかのような没入感を与えてくれる描写となっています。
普段は「音なし」や「ながら」環境でプレイしている人もいるかもしれませんが、ぜひエンディングまでしっかりと音を出してフルに堪能できる環境で楽しんでください。きっとそれに見合うだけの感動と、4周年を迎えた『ウマ娘』へのさらなる期待感を得られるはずです。
新シナリオ「The Twinkle Legends」では、セントライト、スピードシンボリ、ハイセイコーの3人のウマ娘が鍵を握る
というわけで、ここからは「Legends編」の流れについて紹介していきましょう。
今回のシナリオは「トゥインクル・シリーズ」の人気が低迷した状態からスタート。盛り上がりを失った「トゥインクル・シリーズ」にかつての熱狂を取り戻し、さらなる未来へと繋いでいくため、3人のOGウマ娘が立ち上がります。
そのOGウマ娘が、セントライト、スピードシンボリ、ハイセイコーの3人。今回のシナリオで新登場となるこの3人がレジェンドウマ娘として、物語のキーパーソンになります。
声優陣も超豪華。セントライトを能登麻美子さん、スピードシンボリを沢城みゆきさん、ハイセイコーを丹下桜さんがそれぞれ担当します。
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レジェンドウマ娘たちの立ち位置は、三女神と似ています。育成ウマ娘ではなくグループサポカとして登場する点も共通でしょうか。
そのほか、シナリオリンクキャラクターとして、スマートファルコン、シリウスシンボリ、メジロラモーヌ、オルフェーヴル、ジェンティルドンナが登場。シナリオ中でも存在感を見せてくれます。
続いて、本シナリオのシステム面について紹介していきましょう。
今回はキャラ個別シナリオなし、ウマ娘ごとの目標レースはそのままという新しいタイプのシナリオ。
「URAファイナルズ」は開催されず、ジュニア期、クラシック期、シニア期の12月後半に「Dream Fest」という新たな育成目標レースが開催されます。
育成時間は短縮版で25分~30分程度。シニア期の12月後半で育成が終了となるため、従来よりも少しだけコンパクトにまとまっています。
基礎能力上限はスピード1850、スタミナ1600、パワー1600、根性1500、賢さ1450。短距離から長距離まで、全距離帯の育成が可能なシナリオです。
なお、目標レースに関連する育成ウマ娘のイベントが発生しない仕様上、特定のレースに勝利した際の固有イベントも発生しません。ただし大逃げについては条件を満たせば「プロジェクトL’Arc」同様にシナリオ固有のイベントを経由することで取得できるそうです。
一方でデメリット系固有イベントやトレーニング制限も発生しなくなるため、これらのイベントに悩まされてきたナリタタイシンやゴールドシップなどの育成はかなり快適になるのではないでしょうか。