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『マインクラフト』の売上は2億本以上、毎月1億2600万人が同作をプレイ。活発なコミュニティ活動や教育版などの展開で順調に成長

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 Mojang Studiosのスタジオヘッドを務めるHelen Chiang氏は5月18日(月)、Xboxの公式ニュースブログ「Xbox Wire」に記事を寄稿しした。該当記事によれば『マインクラフト』はこれまでに2億本以上を売り上げ、毎月1億2600万人が同作をプレイしているという。

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(画像はMinecraft: Connecting More Players Than Ever Before – Xbox Wireより)

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威をふるうなか、Minecraftでは教育目的の『Minecraft: Education Edition』を6月末まで無償で提供している。このほか、人気のあるクリエイターたちが制作したコンテンツを収録した「Education Collection」も同じく6月末まで無料配布を実施しており、5000万回以上のダウンロード数を記録している。

 また、国連開発計画(UNDP)と提携を行い、世界保健機関(WHO)が提唱する新型コロナウイルスの感染予防ガイダンスを共有するための世界的な啓発キャンペーン「BLOCKCOVID19」を実施。本キャンペーンにあわせて、広告代理店のAKQRは感染拡大の様子をゲーム内で再現する「BlockDown Simulator」マップを公開した。

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(画像はBLOCKCOVID19 | Minecraftより)

 ユーザーコミュニティでは自分の所属する大学をゲーム内に再現する取り組みやポーランド政府公認のサーバーが実施されたほか、オンライン上での卒業式音楽フェスの開催など、一種のバーチャル空間として『マインクラフト』を活用する動きがみられた。

 Chiang氏は上記の要因にくわえ、iOS、Android向けに提供している『Minecraft Earth』のグローバル展開やNVIDIAとのパートナーシップによるWindows 10版での「Minecraft with RTX」ベータ版のリリース、YouTubeで2019年に最も視聴されたゲームとして記録されたことなどを挙げている。

 5月17日(月)にこれまでの「Mojang」から社名およびロゴデザインを変更したMojang Studioでは、『マインクラフト』シリーズが12年目に突入する。

 5月26日(火)には、Xbox Game Passなどのプラットフォームで新作アクションアドベンチャーゲーム『Minecraft Dungeons』が発売される。

 また、2020年の夏には『マインクラフト』にて「ネザーアップデート」も予定されている。活発なコンテンツ展開とユーザーコミュニティは今後も本作に関するさまざまなエンターテインメントを提供してくれることだろう。

ライター/ヨシムネ

ライター
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2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。

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