【榎本俊二4コマ】もうマヂ無理。ログインボーナスもらったら死体蹴りのフラグが立った。チートしょ…不条理4コマ巨匠が現代ゲーム用語を漫画化!【現代ゲーム用語大全】

 シュール&エロ&下品&不条理なギャグマンガで一部のファンから絶大な支持を得ている榎本俊二先生が、電ファミで4コマ漫画を執筆開始! 現代人ゲーマーとして知っておくべき用語を、榎本バイアスをかけて紹介します。
 ただそれだけだとアレなので、きちんと用語解説もつけてみました。なもんで、ちょっとは役立つかと思われます。(編集部)

※本連載は回を追うごとにこのページに用語が追加されていきます。現在は、第五回目の更新中(11月13日)です。

著者
榎本俊二
1968年12月10日神奈川県藤沢市生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。日本映画学校在学中に『ビッグコミックスピリッツ』で第3回相原賞特別賞(ゴッホ記念財団(嘘)賞:賞品はひまわりのタネ)を受賞。その後『月刊アフタヌーン』(講談社)の四季賞(1989年秋の佳作)に入賞し、応募作が同社の『週刊モーニング』に掲載され漫画家としてデビューした。代表作は『GOLDEN LUCKY』『えの素』(ともに講談社刊)『火事場のバカIQ』(小学館刊)『榎本俊二のカリスマ育児』(秋田書店)『思ってたよりフツーですね』(KADOKAWA刊)など。

現代ゲーム用語・その26:「ログインボーナス(ろぐいんぼーなす)」

ログインボーナス(ろぐいんぼーなす)

 

 毎日ログインするだけで、そのゲーム内で使えるアイテムやゲーム内通貨などが得られるという、ほとんどのソーシャルゲームに採用されているシステム。プレイヤーの中には、ボーナス欲しさに毎日ログインするも、特典をもらったら即刻ログアウトする者も少なくないのが実情。運営としては、ログインするだけでなくゲームをしっかり遊んでもらい、もっといえば課金をしてほしいところ。

現代ゲーム用語・その25:「フラグ(ふらぐ)」

フラグ(ふらぐ)

 

 もともとは「旗」の意味を持つ「flag」だが、ゲーム用語では“特定の動作を起こさせるための条件”を指す。条件が成立した状態を「フラグが立つ」と表現する。転じて、物語中の「伏線」や「お約束」、「お決まりのパターン」を感じたときに「フラグが立った」などといわれるようになった。【使用例】「この戦争が終わったら、結婚しよう」←これは死亡フラグが立ったヤツぅ!

現代ゲーム用語・その24:「チート(ちーと)」

チート(ちーと)

 

 「騙す」、「不正をする」などを意味する一般的な英単語「Cheat」のこと。ツール類を使った行為だけでなく、バグやシステムの不具合を利用した”ハッキング”や”アイテム複製”なども含めた不正行為全般を指す。特に対戦やオンラインの場でのチート行為は、ほとんどの場合に運営から禁止されており、アカウントの停止や削除だけではなく、刑事責任や民事裁判の問題に発展する可能性がある。ちなみに、日本国内のMMOなどのオンラインゲーム上では、チートという文字を1つに繋げたときに見ためが似ていることから、漢字の「升」で代用されて呼ばれることも。【使用例】金持ちでイケメンの人生はチート過ぎる

現代ゲーム用語・その23:「死体蹴り(したいげり)」

死体蹴り(したいげり)

 

 格闘ゲームで使われる用語の1つ。勝敗が決した直後、ラウンドが切り替わるまでの数秒間、すでに動けなくなっている敗者に対して勝者がさらに攻撃する行為。そのさまが死体を蹴っているように見えることが由来。この行為は、敗者への欠礼として極端に嫌うプレイヤーもいれば、許される挑発行為の範囲内として否定しないプレイヤーもおり、いまだ賛否両論ある。ゲーム外では、大量得点で一方的な試合運びにもかかわらず、さらに追加点を挙げるプロ野球選手の行為として使われることも。【使用例】“男・村●”は死体蹴りばかりでぜんぜん男らしくないよね

現代ゲーム用語・その22:「RMT(アールエムティー)」

RMT(アールエムティー)

 

 オンラインゲームなどで、アイテムやキャラクター、ときにはアカウントなどのゲームに関する財産を現金で売り買いする行為、「リアルマネートレード(Real Money Trade)」の略。この行為自体に法的な問題はないと考えられているが、アイテムを盗み出して転売をしようとする不正アクセスや、ゲーム内経済の崩壊、ゲーム寿命の激減などといったマイナス要素をはらむため、RMTを公式に認めているゲームはほとんどない。プレイヤーも、RMTに対して反対の立場を取る人がほとんどだ。

現代ゲーム用語・その21:「βテスト(べーたてすと)」

βテスト(べーたてすと)

 

 開発中のオンラインゲームやサービスをリリースする前に、ユーザーにテストプレイしてもらうこと。参加者が限定されているものを「クローズドβテスト」、参加人数に制限のないものを「オープンβテスト」と呼ぶ。開発者側が予期しないバグを発見できるだけでなく、「ここがイマイチ」などと評価してもらえるので、さらに改善を加えて製品版としての完成度を高めることができる。基本的にβテストは無料でプレイできるので、ユーザーはニッコリ。多くのユーザーが遊んでくれれば宣伝になるので、メーカーもニッコリ。ちなみに、βテスト以前の、社内でおこなうテストなどは「αテスト」という。

現代ゲーム用語・その20:「ドン勝(どんかつ)」

ドン勝(どんかつ)

 

 最大100人のプレイヤーが島に降り立ち、現地で入手した武器を駆使して、最後の1人になるまで戦い抜くPCゲーム『PLAYERUNKNOW’S BATTLEGROUNDS』(PUBG)の日本語版で、優勝したプレイヤーに表示される「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!」というメッセージの一部。「トンカツの誤訳では?」とユーザー間ではウワサになったが、リリース元は「意図的なもので、面白半分で誤訳のようにした」とコメントしている。ちなみに英語版では、カジノでディーラーが勝者に賞賛の意を込めて贈る決まり文句、「WINNER WINNER CHICKEN DINNER!」が優勝時に表示される。

現代ゲーム用語・その19:「ストリームスナイピング(すとりーむすないぴんぐ)」

ストリームスナイピング(すとりーむすないぴんぐ)

 

 最大100人のプレイヤーが島に降り立ち、現地で入手した武器を駆使して、最後の1人になるまで戦い抜くPCゲーム『PLAYERUNKNOW’S BATTLEGROUNDS』(PUBG)にて行われる不正行為。実況動画などを配信しているプレイヤーの動画を閲覧して配信者の行動・位置をリアルタイムで把握し、その配信者のキャラクターをキルすること。ストリームスナイピングしたことが発覚すれば、アカウント停止などの措置がとられるが、その行為が実際に行われたか否かの判断は極めて困難である。

現代ゲーム用語・その18:「廃課金(はいかきん)」

廃課金(はいかきん)

 

 ソーシャルゲームやMMORPGなど課金システムを採用しているタイプのゲームに、かなりの額を費やして遊ぶ行為およびプレイヤーを指す。彼らの一部は本当の大金持ちだったりするが、そのほとんどは収入に見合わない額を課金に回すあまり、日常生活に支障を来たすようなこともしばしば。課金し続けることの“中毒性”に冒され、借金地獄に陥り、ついには破産……というケースも。【関連語】臓器があるうちは無課金

現代ゲーム用語・その17:「ヘイト(へいと)」

ヘイト(へいと)

 

 敵キャラクターのプレイヤーに対する“敵対心”のことで、MMORPGなど、自律的に行動する敵キャラクターのいるゲームにおいて主流のシステム。ゲーム上では数値として表示されないが、基本的には“回復”や“強力な攻撃”、“挑発”などの行動がヘイトを溜めやすいとされ、敵キャラはヘイトの高いプレイヤーを優先して攻撃してくる。「開催されたイベントがヒドすぎて、運営側に対するプレイヤーのヘイトが溜まる」といった、ゲーム内にとどまらない使われ方も多い。

現代ゲーム用語・その16:「ラグ(らぐ)」

ラグ(らぐ)

 

 インターネット回線の混雑やサーバー負荷の増大により、通信が遅延すること。サーバーと常時通信を行なっているオンラインゲームでラグが発生すると、キャラクターがスローモーションで動きはじめたり、いきなり早送りのようなスピードで動き出したりと、かなり操作に支障をきたす。リアルタイム操作が必要なFPSなどでは、ごくわずかなラグでも致命傷になりかねない。【使用例】「ラグいね」「ラグってる」

現代ゲーム用語・その15:「NPC(えぬぴーしー)」

NPC(えぬぴーしー)

 

 おもにRPGにおいて使われる用語で、プレイヤーが操作できないキャラクター(Non Player Character)のこと。コントローラーで直接操作できない、モンスターや町の住人、そして「コンピュータが操作する、一時的に加わる味方」などもNPCにあたる。対戦格闘ゲームやテーブルゲームにおいては、対戦相手となる「CPU」もしくは「COM」がNPCといえる。

現代ゲーム用語・その14:「ハヴォック神(はゔぉっくしん)」

ハヴォック神(はゔぉっくしん)

 

 多くの3Dゲームに採用されている物理演算エンジンであるHavok社製ミドルウェア「Havok Physics(ハヴォック フィジックス)」が、ときどきゲーム中にトンデモない挙動を引き起こすことから、使われるようになった言葉。ゲーム中、不可解な現象に遭遇したユーザーは「ハヴォック神の怒りじゃあ!」とか「おお、ハヴォック神が降臨なされた!」などと、“神”の仕業として畏れるようになった。【類義語】それは仕様です

現代ゲーム用語・その13:「無課金勢(むかきんぜい)」

無課金勢(むかきんぜい)

 

 課金システムはあるものの、課金しなくても遊べるタイプのソーシャルゲームにおいて、「課金=悪」というイデオロギーの旗の下、“一切課金しないでプレイする”過激派。課金して楽しむプレイヤー「課金勢」に対して敵意を持つ場合が多い。なかには運営サイドに「課金優遇反対!」と抗議するプレイヤーもいるとか。【対義語】重課金勢

現代ゲーム用語・その12:「詫び課金(わびかきん)」

詫び課金(わびかきん)

 

 ソーシャルゲームなど課金システムを採用しているサービスにおいて運営サイドのミスによるトラブルが発生した際、ユーザーが「トラブルの原因は我々の課金が足りないから」という意味不明のロジックから“詫び”の気持ちを込めて課金すること。ソシャゲにトラブルが発生した多くの場合、ユーザーは補償として「詫び石」を要求するが、それとは真逆の要求。「一刻も早くガチャを回したい」という、ゲーム愛に満ちたユーザーを多く持つソシャゲが生んだ、奇跡のワード。【関連語】3,000円払えば10連が無料で引ける

現代ゲーム用語・その11:「床ペロ(ゆかぺろ)」

床ペロ(ゆかぺろ)

 

 MMORPGなどで“プレイヤーキャラクターが戦闘不能になる”ことを指す。プレイヤーキャラクターが地面にうつ伏せに倒れる姿が“床を舐めているように見える”ことに由来。パーティ戦において、一人で敵に突っ込んだり、自分勝手な行動を取って「床ペロ」を起こすプレイヤーは「床ペロ屋さん」と呼ばれ、嫌われる傾向がある。

現代ゲーム用語・その10:「エアプ(えあぷ)」

エアプ(えあぷ)

 

 エアプレイヤーの略。ゲームを実際にプレイしていないのに、聞きかじった知識で“プレイしているかのように”見せかけ、語るプレイヤーのこと。「ゲームをよく知らずにネガティブな評判を広げる人」に対する批判的な意味合いで「〇〇と言ってるヤツはエアプ」、「これだからエアプは」、「エアプ乙」などと使われることが多い。【類義語】動画勢

現代ゲーム用語・その9:「詫び石(わびいし)」

詫び石(わびいし)

 

 スマホゲーム『パズル&ドラゴンズ』で、サーバー障害やガチャの不具合などがあったとき、運営がお詫びとしてユーザーに配布する「魔法石」(ゲーム内でレアガチャを回したり、スタミナを回復させたりできるアイテム)のこと。ほかのゲームでも同様の行為があるが、配布されるアイテム名によっては「詫びオーブ」など名称が変化する。

現代ゲーム用語・その8:「垢BAN(あかばん)」

垢BAN(あかばん)

 

 アカウントBANの略。オンラインゲームなどの運営からアカウント(ネットスラングで「垢」)を剥奪、ないし停止されること。BANは「禁止、禁止令、追放、公権剥奪」などの意味を持つ英単語。不正行為で利用規約に違反したり、ほかのユーザーに対して不快な行動をとったりすると、垢BANを受ける可能性がある。

現代ゲーム用語・その7:「PK(ぴーけい)」

PK(ぴーけい)

 

 「Player Killer」の略。MORPGやMMORPGなどの多人数が同時に参加できるゲームにおいて、ほかのプレイヤーが操作するキャラクターを殺害するプレイヤーおよびプレイスタイルを指す。かつては「アイテム強奪」といった実利を得るためにPKが横行したが、近年ではシステムの見直しが図られ、PKあり前提のサーバーとPK不可のサーバーが分けられたり、そもそもPKが不可能なゲームが増えている。

現代ゲーム用語・その6:「ガチ勢(がちぜい)」

ガチ勢(がちぜい)

 

 特定のゲームに対して本気(ガチンコ)で、熱心に、そしてストイックにやり込んでいるプレイヤーを指す。勝ち負けやハイスコア、効率化などに重きを置いてプレイし、テクニックだけでなく愛情もハンパない。そのゲームを語るときは空気を読めずに(人によっては早口で)マジレス一辺倒なこともあり、周囲がひくことも。【類義語】コアゲーマー

現代ゲーム用語・その5:「エンジョイ勢(えんじょいぜい)」

エンジョイ勢(えんじょいぜい)

 

 勝ち負けやハイスコアにこだわらずゲームを楽しむ人たちを指し、ガチ勢の対極に位置する。長くプレイヤー間で使われてきた用語だったが、最近ではオンライン対戦可能なゲームを開発する側も、プレイヤーの棲み分けを目的に使うようになっている。【類義語】にわか、ヌル勢

現代ゲーム用語・その4:「リセマラ」

リセマラ

 

 「リセットマラソン」の略。スマホゲームで、インストールとアンインストールを繰り返す行為を、マラソンのように長時間続けること。多くのスマホゲームはチュートリアルを終えるとレアガチャを回すことができ、ここで一生懸命リセマラして高レアリティのモノを当てたら、ゴールとなる(ゲームは始まったばかりだけど)。

現代ゲーム用語・その3:「舐めプ(なめぷ)」

舐めプ(なめぷ)

 

 相手を舐めたプレイ「舐めプレイ」の略。自分よりヘタな相手との対戦時、悪意をもって「手加減する」など自分にとって有利or不利になるようなプレイをすること。たとえば「足でプレイしても余裕で勝てるっつの」「おまえ弱すぎてよそ見してても勝てるわ」というメッセージをプレイで示し、相手を馬鹿にする行為を指す。

現代ゲーム用語・その2:「死にゲー(しにげー)」

死にゲー(しにげー)

 

 「メチャクチャ難易度が高い」とか、「ミスした際の救済手段がほとんどない」といった理由で、プレイヤーキャラが何度も死ぬことが当たり前の難易度のゲームのこと。何度も何度も死んで身体でムリヤリ攻略法を覚えていく「覚えゲー」だったりする。プレイヤーを挫けさせないだけの魅力がないと「クソゲー」に認定されてしまう恐れアリ。

現代ゲーム用語・その1:「おま国(おまくに)」

おま国(おまくに)

 

 「売っているがおまえの国籍が気に入らない」「お前の国には売ってやらない」の略。PCゲームダウンロード販売サイト(主に「Steam」【※】)では、リージョン制限のために日本からは購入できない商品があり、それを揶揄するスラング。「おまくに」が生まれてしまう理由については、諸説さまざまある。

※Steam
アメリカのゲームメーカーValveが、2003年にサービス開始した、PCゲーム、PCソフトウェアおよびストリーミングビデオのダウンロード販売とハードウェアの通信販売、デジタル著作権管理、マルチプレイヤーゲームのサポート、ユーザの交流補助を目的としたプラットフォーム。


 しっかり理解できましたか? ここで挙げた用語をさりげなく日常会話に織り交ぜれば、アナタのゲーム生活はもっと豊かなものになるでしょう。ちなみにこの4コマは、今後右カラムでも表示されます。ぜひ覚えてくださいね。
 ではまた次回まで、ごきげんよう、さようなら。

関連記事:

【新連載】ゲームソフトから飛び出した謎の男に翻弄される中2男子……シュールなギャグ漫画『脳ゲーマーヒデヲ』が連載開始

【新連載:田中圭一】坂口博信とFFの天才プログラマたちが歩んだ、打倒DQへの道。「毎日のようにキレてましたけど(苦笑)」【若ゲのいたり】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

SNSで話題の記事

新着記事

新着記事

連載・特集一覧

カテゴリ

ゲームマガジン

関連サイト

脳ゲーマー ヒデヲ
若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ