『狼』の恐怖を抱えて雪原を旅する
6人の男女の運命は、
時折発生する「選択肢」によって大きく分岐し、
多様な結末に辿り着きます。
想い、感情、謎、そして「ギ」がつむぐ
唯一無二の物語体験を、
心ゆくまでお楽しみください。
ただ、忘れないで下さい。
ここは「シン・クロニクル」の世界。
最後にはきっと、
涙と血に濡れた「決断」と「選択」から、
誰も逃れられないということを。
「破断編」は「巡礼編」をプレイ後にお楽しみください。
ギ・クロニクルifとは
『ギ・クロニクルif』は、セガのスマートフォン向けRPG『シン・クロニクル』の外伝コンテンツで、人狼をモチーフとしたアドベンチャーゲームをWeb上で表現した、ゲームブック風の実験的な作品だ。
企画・シナリオを手掛けるのは、『Fate/Grand Order』のイベントシナリオ「イマジナリ・スクランブル」や、人狼をモチーフとしたアドベンチャーゲーム『レイジングループ』などを手掛けたamphibian氏で、総テキスト量は約16万文字。キャラクターデザイン・イラストは『ラブプラス』のキャラクターデザイナーで知られる箕星太朗氏が担当する。
エンディングパターンは10以上用意されており、涙と血に濡れた「決断」と「選択」を経て、やがて一つのエンディングに到達。想い、感情、謎、そして「ギ」がつむぐ唯一無二の物語体験を味わえる。
物語は「巡礼編」と「破断編」に分かれており、後者はファイナルルートとして、物語の核心に迫っている。そのため、まずは「巡礼編」からプレイするのがオススメだ。
なお、こちらのページでは、さまざまな事情で「実現できなかったこと」をまとめている。より本作のことを知りたい方は、ぜひご覧いただきたい。
従来の『ギ・クロニクル』との違い
もともと『ギ・クロニクル』は、人狼における「投票」とアドベンチャーゲームにおける「選択肢による分岐」をTwitterのアンケート機能を使って決定し、不特定多数のプレイヤーと共に遊ぶという、大規模かつ実験的なゲームだ。
公演は全6回で、7月29日からスタート。毎度その場に集まったプレイヤーの投票により、物語がリアルタイムに分岐し、以下のエンディングを迎えている。
【エンディング到達状況】
第一夜(7月29日):End 12「絶望」
第二夜(8月01日):End 08「捕食」
第三夜(8月08日):End 04「覚醒」
第四夜(8月16日):End 02「罰」
第五夜(8月18日):End 10「孤独」
第六夜(8月31日):End A「夜明け」
『ギ・クロニクル』では、このユーザーが辿った軌跡を“正史”と定めている。
……しかし、「他のエンディングも見たい!」というファンの声に押され、自分のペースで繰り返し遊ぶことができるWeb版として、『ギ・クロニクルif』を公開する運びとなった。
本作『ギ・クロニクルif』は、まさしくifの物語なのだ。
あらすじ
ヘルドラ大陸の極北、雪と氷に閉ざされた地。
村を焼かれ、囚われの身となった6人の男女は、境界騎士団の助けを求め、決死の逃避行に打って出る。かれらの結束は固く、かれらの信仰は厚い。
しかし、かれらに紛れ込んだ『狼』が、逃避行を地獄の殺人劇へと導いてゆく――
広大なる宿命の大地で紡がれる、「シン」では決して語られない、悲しくも恐ろしき「ギ」の物語。
キャラクター紹介
■フレイグ
18歳 男性 武器:剣盾
巫女に仕える、勇士の見習い。
複雑な情熱と知性を持て余し気味ながら、残り6人となった同胞を守るために尽くそうとしている。
■ヨーズ
17歳 女性 武器:銃
腕のよい若き猟師。
冷静沈着で寡黙。境遇に文句を言いつつも、猛獣の闊歩する雪原で追跡や襲撃に目を光らせている。
■ウルヴル
65歳 男性 武器:槌
農具や武具の制作を職とする鍛冶師(かじし)。
戦闘は得意ではないが、気風のよさと気配りで、若者たちを苦難から守ろうとしている。
■ゴニヤ
10歳 女性 武器:短剣(鎌)
まだ幼く、山菜摘みや焚き木拾いを手伝っていた少女。
少しおませだが、頑張り屋さん。大人たちの足手まといにならないよう背伸びしている。
■ビョルカ
22歳 女性 武器:杖
信仰に生きる巫女。
生真面目で優しく、仲間のためには自ら命を危険に晒すこともいとわない。
不当な苦難により囚われた同胞たちとともに牢を破った。境界騎士団の砦への到達を目指している。
■レイズル
38歳 男性 武器:槍
情報通。
ごつい見た目のわりに武はからきしで、情けないエピソードを多数抱える。
非常事態なので、いやいや武器を持ち、隊のしんがりを務めている。
■アオイトリ
対話が可能な、高位の精霊。
口が悪い。エゴサがすごそう。むちゃくちゃブロックされてそう。
■イクサオトメ
対話が可能な、高位の精霊。
暗い。偉そう。でも気は弱そう。