スマートフォン、PC向けゲーム『勝利の女神:NIKKE』がサービス2.5周年を迎え、ゲーム内では2025年4月24日より、2.5周年記念イベントが開催が開催されている。
本作は2022年11月4日にサービス開始。ジャンルは「ガンガールRPG」。
世界設定はかなりハード。謎の機械生命体「ラプチャー」の侵攻によって地上を制圧され、地下都市「アーク」での生活を余儀なくされる人類。プレイヤーは「指揮官」となり、人間の脳に人工の身体を持った女性型兵士「ニケ」を率いて、つねに死の危険がつきまとう地上に出撃する。
すべては、地上奪還のために──という重厚なストーリーが展開される。リリース当時のイメージビジュアルを見返しても、とても重厚な……
重厚なラピの太ももが描かれている!
そう、『勝利の女神:NIKKE』の魅力と言えば、ニケたちの重厚なボディ! 2.5周年を振り返るということは、すなわち2.5年分の重厚なボディを振り返るということだ!
というわけで、今回はニケたちのたくましい「太もも」に注目する。
ニケは人類のためにアークや地上を奔走し、ときに何十時間も走り続けたりラプチャーと戦い続けたりする。それには強靭な肉体が必要であり、とくに身体を支え、全身に血流を送り出す役割を担う太ももの重要度は高い。
太ももの太さ、それは生命体としての強さ。ニケのボディは半分は機械部品、半分は生体部品であるから、彼女らだって成長するのだ。
勝利の女神たちが歩み、そのたびに強く太くなってきた成長の軌跡を、いまこそ振り返ってみよう。
ラピ、アニス、ネオン。物語の中心である「カウンターズ」の歩み

指揮官の直轄部隊、カウンターズ。ラピ、アニス、ネオンの3名で構成される。
指揮官にとってもっとも身近で頼れる仲間であり、作中でもほかのニケたちとは一線を画す特別な存在として描かれ続けている。

彼女らはゲーム的にはいわゆる「初期キャラ」であり、レアリティSRのニケとしてゲーム開始直後に無条件で加入する。いわば本作の基準となるニケたちだ。
基準がこんなにむちむちでいいのか?
本作の顔はラピであるから、3人の中でもとくにラピが基準であると考えるのが自然だが、そうだとするとレベルが高すぎる。「お客さん、ウチの並盛はよその特盛だから気をつけてね」と言ってくる定食屋くらい基準が壊れている。
3人ともラプチャーと渡り合うにふさわしい太ももをしているが、あえて相対的な太さで分類するなら、ネオンが「普」、ラピが「太」、アニスが「ご神木」というところだろうか。ちなみに筆者はアニスがいちばん好きだ。毎年の初詣はアニスの太ももに参拝している。
カウンターズの3人は、サービス開始から約10ヶ月後にあたる2023年夏に、大きな成長を遂げた。「水着版」の実装である。
アニスとネオンは、性能を一新したSSRニケとして新規登場。ラピは既存SR版の着せ替え用コスチュームとして、ログインボーナスで水着が配布された。
3人の共通点として、「ニーソックスによって締め付けられていた太ももが解き放たれた」というのがある。うれしい解放だ。シンクロデバイス上限解放よりもうれしい解放だ。
ここからは、ラピ、アニス、ネオンの順に、通常版→水着版の成長を振り返ってみよう。
ラピ
ラピは、太もものツヤが劇的に増した。ラプチャーの弾も表面の滑りによって逸らせそうなほどに、あるいは太陽の反射光でラプチャーの視覚を奪えそうなほどに成長した。
なお、この立ち絵だと太さは変わっていないように見えるが、じつは射撃姿勢を見ると変わっている。
ほら、ぜんぜん違う!
水着バージョンのほうがお尻が明らかに大きく、それに伴って太ももも太くなっている。
本作の着せ替えは、単に表面の服のグラフィックが差し替えられるというものではなく、ときにニケの体型そのものも変化させるのだ。指揮官との出会い、そしてラプチャーとの戦いを経て成長したラピを太ももで表現しようという、スタッフの熱いこだわりを感じる。
アニス
アニスは、もともと全体的に豊かだった肉付きがさらに増し、「むちむちといえばアニス」という地位を確立した。
この地位は2.5周年に至るいまも揺らぐものではなく、おそらく多くの指揮官は「むちむち体型のニケを3人挙げよ」という問題を出されれば高確率でアニスを含めることだろう。
その太ももは通常版の時点ではベルトに圧迫されていたが、水着化によって拘束を脱し、より自由に暴れ回るようになった。『バキ』最強死刑囚編のような太ももだ。
射撃姿勢に注目すると、そもそも武器がロケットランチャーからショットガンに変わっているので構えも違うほか、水着のほうが太ももの柔らかさが増していることに気づく。
アニスはメインストーリー開始当初はツンツンした皮肉屋としての一面が目立ったが、いくつかのできごとを経て指揮官への態度は軟化。2.5周年を迎える現在では、すっかり「指揮官ガチ勢」の筆頭となった。
その心境の変化が、太ももの柔らかさにも表れているのかもしれない。「名は体を表す」という言葉があるが、太ももは心を表すのかもしれない。
ネオン
じつは、カウンターズ3人の中で太ももがいちばん成長したのがネオンだ。
通常版では、比較対象となるラピとアニスが大盛りとメガ盛りだったせいで相対的に控えめに見えていたが、水着版では明らかに肉付きがよくなった。椅子にぷにっと食い込んだ太ももの付け根が美しい。
射撃姿勢を見ると、ツヤ感・柔らかさの両面で成長を遂げていることがよくわかる。
ネオンはメインストーリーにおいても、最初は「ポンコツキャラ」「ギャグ要員」と感じられるような描写が多く、実際にコメディパートには欠かせないニケであったわけだが、話が進むにつれ隠れた有能さが徐々に発揮され、精神的成長も描かれていった。ネオンの機転がなければ部隊が全滅していた場面すらあったほどだ。
太ももの成長も、ストーリー上の成長もめざましいネオン。やはり太ももの太さと生命体としての強さは比例する。
ラピ:レッドフード
そして、ラピに関しては、2025年1月に「ラピ:レッドフード」が実装された。
待望のSSR化で、年明けと同時の1月1日0時実装、さらに「オーバースペック」という新タイプのお披露目でもあるという破格の扱い。
そんな破格のニケには、当然……
破格の太ももがついてくる!
SSR化を2年待たされた鬱憤を晴らすかのように、太ももの露出度も肉感も大幅アップ!
射撃姿勢の太ももも見違えるほど成長した。腰より太い可能性がある。
ラピは水着版もそうだったが、射撃姿勢になると太ももの太さが際立つのが大きな特徴。彼女はメインストーリーでもことあるごとに尋常でない戦闘力の高さを発揮するが、その秘訣のひとつはこの圧倒的な安定感と爆発力を誇る太ももにあるのかもしれない。
ペッパー、メアリー、プリバティなど、成長著しいニケたち
カウンターズの3人以外にも、この2.5年の間に太ももが成長したニケは多くいる。
すべて挙げるとキリがないので、とくに成長幅が大きいニケを9人、テンポよく紹介していく。
ペッパー
ペッパーは、サービス開始時からいるSSRニケ。約7ヶ月後の2023年6月に、着せ替えコスチュームとして水着が実装された。
新ニケとしての実装ではなくあくまで着せ替えなので、基本的には服が変わるだけ……かと思いきや、ひと目でわかるほど太ももが太くなり、「そんなことあるの!?」と全指揮官を驚愕させた。少なくとも筆者は驚きのあまりその日の晩はビーフペッパーライスを作って食べた。
「ふだんはニットに隠れてわかりづらいだけだから」では説明がつかない、シルエットの変化。これはまぎれもなく成長の証であり、彼女が誰よりも患者の健康を想い、まずは自分自身がより健康になろうと努力してきたことが伝わってくる。
メアリー
メアリーはペッパーと同じく医療部隊セラフィムに所属するSSRニケで、通常版、水着版の実装タイミングもほぼ同じ。
通常版の時点ではニットセーターと前傾姿勢のおかげで胸が非常に目立っていたが、水着版で一気に太ももパワーを解放。神々しさをも備えた、まさに「女神」と呼ぶにふさわしい太ももゴッデスが降臨した。もちろん、その太さは通常版から大きく成長している。
筆者は水着メアリーの太ももに夢中になりすぎて、彼女の左太ももに光る金色のベルトを自分が渡した特注エンゲージリングだと錯覚していた時期がある。
プリバティ
プリバティもサービス開始時からいるSSRニケ。所属部隊は中央政府直轄のトライアングル。
約1年3ヶ月の時を経て、2024年2月に新ニケ「プリバティ:アンカインド・メイド」としてメイド服バージョンが実装された。
その成長はめざましく、上半身も下半身も驚くほど豊満に。「タイトな制服の下にこんなものが隠れていたのか!」と驚いた指揮官が続出し、またたく間に大人気となった。恥じらいからくる厳しい表情とは対比的な、食い込んだ白いニーソックスの上に乗る柔らかなふくらみが愛らしい。
なお、プリバティ本人もまんざらではないのか、2025年4月のエイプリルフールイベントでは、自らがトライアングル所属であることを忘れたかのようにメイドとしての矜持を熱く語る場面が見られた。これもまた彼女なりの成長のひとつか。
ドレイク
メティス所属のSSRニケ、ドレイク。
サービス開始当初から存在し、2023年7月にレーサー服、2024年2月にメイド服が着せ替えコスチュームとして実装された。
彼女の太ももの成長は、射撃姿勢を見るとわかりやすい。構え自体は同じなのだが、通常版とそれ以外とでは太ももの太さが明らかに変わっている。通常版では太ももがスーツによって締めつけられていたことと、彼女が一流のヴィランになるべく努力し続けてきたことがわかる。
もともと、本作の中ではどちらかといえばスラッとした体型のイメージがあった彼女だけに、レーサー服やメイド服の太ももでギャップにときめいた指揮官は多い。
D
D(ディー)は、2023年4月に実装された、シージペリラス部隊所属のSSRニケ。11ヶ月後の2024年3月に、新ニケとして「D:キラーワイフ」が実装された。
もともと横を向いていてフードとマントもあることから体型がややわかりづらかったDだが、キラーワイフで満を持して全身の情報を解禁。明らかに「フードとマントで隠れていたから」では説明がつかないレベルで成長を遂げた。なんなら肉体どころか骨盤ごと成長している気がする。
ちなみに、D:キラーワイフはユーザーの間で非常に高い人気があり、そのおかげか各種ストーリーで再登場の機会も多い。これも成長の成果。人はみな成長物語が好きだ。
サクラ
裏社会に生きる、アンダーワールドクイーン所属のサクラ。
SSRニケとして、2023年3月に実装。その後、約3ヶ月の2023年6月には着せ替え用コスチュームとして忍者のような「黒夜密行」が、約1年4ヶ月後の2024年7月に新ニケとして水着の「サクラ:ブルーム・イン・サマー」が実装された。
もともと着物姿だったところが黒夜密行である程度シルエットが明かされ、水着では惜しげもなく全身を披露。本作の中では相対的に控えめ体型のサクラだが、水着化にあたっては胸・お腹・そして太ももと全体的にひと回りむちむち感が増し、成長をアピールしている。
この段階を踏んだ計算高い成長のおかげか、2024年夏の期間限定イベントではメインヒロインのような活躍を見せ、指揮官との仲を一気に進展させたサクラ。今後が楽しみだ。
マルチャーナ
M.M.R.附属高校で教師を務めるマルチャーナ。
2023年9月に実装され、約11ヶ月後の2024年8月に学生服姿の新コスチュームが実装された。
先生キャラというだけでも珍しいのだが、のちに生徒風の衣装が実装され、しかも生徒時のほうが明らかにむちむちしているという珍しすぎるパターン。この11ヶ月の間になにがあったのか。童心に返ってご飯とおやつをいっぱい食べてしまったのか。かわいい。
全身の成長に伴い太ももも劇的に太くなっており、スカートが悲鳴を上げている。かわいい。
メイデン
エクスターナー所属のSSRニケ、メイデン。
サービス開始時からいるが、そこからなんと2年以上の時を経て、新ニケとして「メイデン:アイスローズ」が実装。「ずっと待っていた!」という人も多いはず。
そして、待っていたのはメイデン自身も同じ! 2年の間に鍛え上げられた太ももは、タイツを破ってしまうほどに成長していた!
破れてもなお余裕の表情を見せる彼女に、己の太ももへの自信がうかがえる。太ももも自信も太い。
モダニア
ラピとは別の意味で本作の顔であり、メインヒロインのひとりと言ってよいであろう、モダニア。
2022年12月に実装された後、2023年5月の人気投票で1位になり、新コスチュームの制作が決定。同年8月には「ファースト・アフェクション」が実装。さらに2024年5月の1.5周年で新たなコスチューム「セカンド・アフェクション」が実装されてきた。
モダニアはメインストーリーにおける精神的成長がもっとも著しいニケで、とくにセカンド・アフェクションでは表情や言動が一気に大人びた。力強くも柔らかい微笑みが印象的。
そして、微笑みと同じように、太ももも力強く、そして柔らかく成長を遂げた! タップ時や射撃時のアニメーションで、白い太ももがぷるぷる揺れる。杏仁豆腐が食べたくなる。